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拝啓、空の下より

 X-TRAIL、TRANSALPにて日本全国を巡っています。その日常記。

京都市 寺町・一保堂茶舗

京都で昼飯を食べて、
寺町に行ってみることにした。


梅雨の中休み。
昨日降り続いていた雨が上がってくれた。

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骨董品屋や古道具屋が立ち並ぶ町。
柿本という紙屋、江戸時代1845年創業。

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和風のはがき、しおりを購入。

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お茶でも飲もうかということになり、
嫁の誘導で、全く予備知識・先入観なしで「お茶屋」に入った。

その名は「一保堂茶舗」。
1717年創業、約300年の歴史を持つ老舗だ。
初めは、抹茶と和菓子で「喫茶店」をイメージしていたのだが、
その概念は覆されることになる。

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京都によくある、老舗のお茶屋。
某昆布屋も、某漬物屋も、
従業員が異常に多いと、いつも感じる。

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店の奥に、喫茶室 嘉木 があり、
お茶と和菓子を楽しむことが出来る。

初め、店内に入ったときに店員さんがなかなか来ない。
各テーブル3箇所くらいで店員さんがそれぞれ張り付いて、
5分くらい「注文を聞いている」風だった。
混んでいるわけではないのに、何故だろうと思った。
それは、後で自分も経験する「お茶の淹れ方」レクだった。

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席は全て2人がけ。
ん?

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時計がある。
ん?

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郷に入れば郷に従えと、嫁任せ。
玉露の「麟鳳」
煎茶の「嘉木」を注文。

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まず、急須と何故か4つの湯のみ、茶菓子が来る。
ん?お湯は?

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と思っていると、THERMOSの魔法瓶が運ばれてきて、
店員さんがつきっきりでレク。

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ゆのみを何度か入れ替えて、湯の温度を下げていく。
玉露は60度、煎茶は70度が適温だという。

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時計は、お茶を淹れる時間管理に使うものだった。

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一番茶は某CMのように、ファンタスティック!という味。
色々な旨み、香りが口の中で広がる。
茶素人には「昆布茶」の味に思えた(発想が貧しくてすみません
とにかく、凄い香りの濃さ。
これが本当の「お茶」なら、いつも会社で淹れているお茶は、「色水」だな。

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俵屋 吉富のわらび餅。

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京華堂利保の和菓子。

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ちなみに販売価格はこれくらい・・・。

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給茶スポットなる企画で、
マイボトルを持参すれば、香り高い美味しいお茶を淹れてくれるらしい。

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初夏の京都の風に、老舗ののれんが揺れていた。

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