長崎ちゃんぽん 十鉄
開店しては消え、他店舗が入れ替わっては閉店の繰り返しの立地があった。
たまたま、夕食に困っていて、通りがかりで確かちゃんぽんだよな、と行ってみた。
長崎ちゃんぽん十鉄。
2月までは、セルフうどんの穂の川製麺だったが、どう変わったか。
いかなごのくぎ煮
長らく寒い冬が続いたが、
今年も大阪湾でいかなご漁解禁のニュースが流れた。
関西では、いかなごのくぎ煮が家庭の味だ。
新鮮ないかなごを、しょうゆ、みりん、ざら目砂糖、生姜、酒で炊く。
古釘に似ていることから、くぎ煮と呼ばれる。
明石では誰でも作るものらしい。
明石の市場、魚ん棚には主婦がタッパーを手に、
朝水揚げされたばかりのいかなごを求めて行列を作る。
大阪でも朝獲れのいかなごを売り始めたので、
妻がくぎ煮を作った。
ご飯がいくらでも食べられる。
あてにも最高。
京都の老舗食堂
盆前の墓参。
いつも行っている中華料理屋と、
いつも行ってみたかった食堂に行ってみた。
中華料理屋はいつもの白雲。
食堂はてしま。
共に、京都市の北大路近くの住宅街にある。
近くには、京都で超・有名な洋食屋「はせがわ」があり、
ここまで来たらみんな、そっちに行ってしまうだろう。
あんかけうどんの「たぬき」。
生姜がピリッと効いて、むちゃくちゃ旨い。
激汗で完食。
昔は、このような古き良き時代の食堂がどこにでもあったのだがなぁ。
白雲は中華料理屋。
グルメ本には決して載らない、懐かしい味の中華料理屋だ。
大将が高齢でどうなることかと思ったが、
息子さんと大女将で相変わらず営業、嬉しい限りだ。
長刀鉾のちまき。
あんかけかた焼きそばの「やきそば」。
しゃきしゃき野菜となんとも言えない味付けと、
風味のある太硬麺がたまらない。
あづみ野の朝
いかなごのくぎ煮
ここ数年、明石沖でのイカナゴの稚魚の不漁が続いた。
加わって、なかなか大阪府北部のスーパーの仕入れも少なく、
くぎ煮を作ったのは久しぶり。
朝、明石港に水揚げされ、即京阪神の主要な販売店に陸送される。
数年前はキロ1000円くらいだったのだが。
さらっと水にさらす。
落し蓋をして炊く。
家中に醤油のふっくらとした匂いが広がる。
調味料の配合や、時間等々京阪神の各家庭にそれぞれのやり方がある。
子供心にも我が家の味があったなぁ。
出来上がり。
2キロも炊いた。
しばらく、ごはんの友として君臨しそうだ。
森のACHA
滋賀県、湖西地方。比良山を中心として、
京阪神からの移住者達が静かに暮らす別荘地が広がっていた。
最近の自然派ブームの中、
自然食を売り物にレストランやカフェ、パン屋、スイーツショップが相次いで開店している。
Cafe & Gallery キマッシもそのひとつだ。
キマッシの場合、ラジオ局やSAVY等に繰り返し取り上げられ、
メジャーへの階段を着々と登っている。
そのうち並んでも入れないようになるくらいの勢いだという。
その一方、今回の森のACHAは食べログ等での評価はかなり高かった。
滋賀のフリーペーパーGOGUYで比良特集をやっていて、
森のACHAを紹介していたので、行ってみることにした。
12月26日昼、予約をして訪れてみた。通常は金土日だけの営業。
クリスマス明けの日曜昼だというのに、店内は貸切。
予約をしていたので、暖炉を温めておいてくれた。
凄い、燃えている暖炉ってなかなか無い。そばに座ると、ポカポカしてくる。
2階席へ。
奥はギャラリーになっている。
クリスマスならではのデコレーションがあちらこちらに。
階段を上がったすぐに、10人くらいまで座れるスペースがある。
通常はテーブルが2つ、今日は自動的に貸切のスペースとなる。
座るとこんな感じ。
ロフトスペースがある。
はしごをあがるとすぐ天窓。
比良山脈が見える。
子どもが遊ぶのにぴったり。その間、おとなは食事をゆっくりできる。
HPや店頭のメニューにはない、お子様ランチ。
男の子には男の子のカップ、女の子にはお目目ぱっちりのカップ。細やかな気遣い。
森のACHAランチ。内容は週替わりだという。
ミートローフ。
そば粉のデリクレープランチ。イタリアン風。
クロックムッシュ風。
TACOライス。
これらランチには全てスープとパン、またはライスがつく。
そして、ドリンクとケーキ。お子様にはデザート。
1500円で食べきれないボリューム。気がつくと入店から2時間。
アイスコーヒとモンブランケーキ。
ケーキは、1階の販売用ショーケースから選べる。
値段を考えると凄いサービスだ。
シュークリーム
ショートケーキ
ザッハトルテ
レアチーズケーキ
シフォン。
木々に囲まれた静かな環境、細やかな気遣い、
値段に見合わない料理のクオリティ。
通うことになる、きっと。そんな素晴らしい店だった。
ブーランジェリー・フルール
昔から、バイクやX-TRAILのオフ会で度々通っていたが、
あくまでツーリングコースであり、キャンプの足がかりであったので、
食処にはあまり関心がなかった。
ETC休日特別割引が始まって、
平日でも時間帯割引も適用されるようになったので、
以前よりも訪れることが多くなると、
昼飯に興味が移るようになった。
食べログを見ていると、東浦においしそうなパン屋があるのが目に止まった。
人気もそこそこ。
なぜ、東浦なのか?
淡路島では、明石海峡を高速船や高速バスで渡って神戸に通勤するのが当たり前なので、
道の駅・東浦ターミナルパークがいわゆるパークアンドライドの基地となっている。
マイカーでパン屋に立ち寄り、東浦ターミナルパークに駐車し、
バスで神戸に通勤通学。というパターンだろう。



いつも車中泊の朝はあらかじめ、
パン屋で買出しをしておくのだが、
今回は、ここに賭けることにした(大げさ)
食いっぱぐれたらコンビニがあるさと、
あまり期待しないで訪れた11月12日金曜日の朝7時半。
駐車場にクルマを停めると、
「あ、これは当たりかも」といういい匂いがあたり一面に漂っていた。
続々客が訪れ、ひっきりなしに駐車場のクルマが入れ替わる。





店内はパン工房の正面に、所狭しとパンが30種類くらい並んでいる。
地方の小さなパン屋としては異例の品揃え。
しかも、午前7時の開店30分後で、これである。
イートインでコーヒーを飲んでいると、
午前8時過ぎにさらにベーグルやバケットなど、次々に追加されていた。






11月12日のイートイン。
コーヒーは200円でおかわり自由。
インスタントかと思ったが、
一応レギュラー粉を蒸気で抽出しているようだ。

ホウレンソウとベーコンのクリームシチュー。
ベーコンが厚切でとても味が濃い。
温かいシチューがこぼれてきて、とても食べ応えがある。

クイニーアマン。
キャラメルアーモンドがクロワッサン生地のパンに盛られ、
中には煮りんごが。
ケーキ屋で売られていてもおかしくない、スイーツ・パン。

一方、モンブランとクロワッサン。
栗の香りが強い。
クロワッサンはバターの風味が強く、何個でも食べられる。


四国に旅立つ朝、時間帯割引の調整も兼ねて、
我慢できずに寄ってしまった、12月9日のイートイン。
フロマージュデニッシュとかつサンド。
フロマージュは、レアチーズケーキかという位、
チーズの風味が濃く、旨かった。

かつサンドは、できたてのサクサク感と、
厚切のトンカツ、キャベツが絶妙のバランス。
今まで食べたかつサンドでトップクラスだ。
土日は、ローストビーフサンドも登場するという。

12月9日のイートイン。
ハムチーズのサンドイッチと、クリームパンを選んでみた。
サンドイッチは、レタスの味の濃さにびっくりした。

クリームパンは、パン屋の定番。

クリームがたっぷり。
カスタードプリンを食べているかのような食感。
これも旨い。

昼食にと、きのこデニッシュを買い求めたが、
これでもか、これでもかと言うくらいのきのこの量。
ひとつで結構お腹にたまるボリューム。

このパン屋目当てに淡路島通いがしばらく続きそうだ。
回転すし 大起水産
水産会社直営の寿司屋として、奈良から大阪へ徐々に進出している。
評判もよく、一度行きたいと思っていたら、
たまに通る川西能勢口の交差点角に新規開店していた。
休日の土曜に行ってみた。
朝から土砂降りの土曜日、11時半。
ほぼ満席、食べている間に30分待ちくらいの行列に。

スタイルは回転すし。
いけすと、大型の冷蔵ケースが客の目の前にあり、
新鮮さをアピールしている。


時間的にネタが回る時間なので、
注文せずに流れてくるものを中心に食べてみる。
霜降りたこ+梅肉
新鮮、味が濃い。

天然ハマチ。

甘エビ。
太さ1センチくらいあり、濃厚。

おすすめメニューのいさき。
たんぱくで、旨い。

おすすめメニューの天然アジ。
これもいける。

ネタは、近海モノや、旬のものを揃え、
にぎり長次郎の新鮮さと、函館市場の手軽さを足して2で割った感じ。
独自調達の強みで、天然モノやまぐろ系が安い。
緑地公園に昔あった、魚屋直営の魚料理屋・西井水産を彷彿させる、
魚屋が隣に。
持ち帰りや、鮮魚が揃っていた。
